【2025年度最新】住宅補助金のポイント解説!GX志向型の新設&窓リノベ・長期優良住宅・ZEHの変更点
こんにちは!家づくりアドバイザーの伊藤です。
昨日(2025年2月20日)、西条市で開催された LIXIL様主催の「2025年度 住宅補助金」説明会 に参加してきました。
今年度の補助金制度は 新築・リフォームともに大きな変更 があり、お客様にとっても重要なポイントがいくつかあります。
本記事では、特に注目すべき 「GX志向型補助金の新設」 と 「長期優良住宅・ZEH住宅の補助額の変更」 について分かりやすく解説します!
① 2025年度の新築補助金:GX志向型とは?
今年度から 「GX志向型」 という新しい補助金制度が創設されました。
これは 2050年カーボンニュートラルの実現 に向け、より環境に配慮した高性能住宅を推進するためのものです。
🔹 GX志向型補助金のポイント
✅ 補助額:最大160万円/戸
✅ 対象住宅:
- 断熱等性能等級6以上
- 一次エネルギー消費量の削減率が一定基準以上
すべての世帯が対象 となるため、所得制限などはなく、環境性能の高い家を建てる方には 大きなチャンス です!
🚨 注意点:GX志向型補助金は応募が集中し、早期に予算が消化される可能性が高い!
補助金を活用したい方は 早めの計画と申請 をおすすめします。
② 長期優良住宅・ZEH水準住宅の補助額変更(2025年度)
2024年度からの大きな変更点として、長期優良住宅とZEH水準住宅の補助額が変わりました。
🔹 長期優良住宅の補助額の変更
✅ 2024年度:100万円/戸(すべての長期優良住宅が対象)
✅ 2025年度:
- 建替えの場合のみ100万円/戸
- それ以外の新築は80万円/戸
つまり、2025年度は 建替え以外の新築では補助額が20万円減額 されることになります。
🔹 ZEH水準住宅の補助額の変更
✅ 2024年度:80万円/戸
✅ 2025年度:
- 建替えの場合のみ60万円/戸
- それ以外の新築は40万円/戸
🚨 注意点:ZEH水準住宅はGX志向型補助金などと併用不可!
補助金を最大限活用するには、どの制度を選択するか事前の検討が重要 になります。
③ 窓リノベ補助金の変更点(先進的窓リノベ2025)
リフォームにおける 「先進的窓リノベ2025」 では、以下の 重要な変更 があります。
🔹 変更点①:窓のサイズが0.2㎡未満では補助金対象外に!
これまでは 性能を満たしていれば小窓も補助対象 でしたが、2025年度からは0.2㎡未満の窓は補助対象外 となりました。
✅ 影響を受けるケース
- トイレや浴室などの小窓のリフォーム
- 階段の明かり取り用の小窓
小さな窓のリフォームを検討されている方は 補助対象かどうか事前確認が必要 になります。
🔹 変更点②:各事業で最低5万円以上の補助額が必要
リフォーム補助金の申請には 1つの事業につき最低5万円以上の補助額が必要 になります。
✅ 影響を受けるケース
- 小規模な窓交換 など、補助額が5万円に満たない場合は申請できません。
- 複数の工事を組み合わせて5万円以上にすることが必要。
リフォーム内容を調整することで 補助金を最大限活用できる 可能性がありますので、ご相談ください!
④ 2025年度のその他の補助金情報
🔹 省エネリフォーム補助金(最大200万円/戸)
✅ 高断熱窓の設置(熱貫流率(Uw値)1.9以下などの高性能窓)
✅ 高効率給湯器の設置(ヒートポンプ給湯機、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池など)
✅ 躯体(壁・床・天井)の断熱改修
リフォームを検討されている方は、補助金を活用すればお得に省エネ性能を向上 させることができます!
⑤ 今後も最新情報をキャッチしてご提案します!
補助金制度は 毎年変更されるため、最新情報を正しく把握 し、お客様にとって最適な活用方法を提案することが重要です。
特に GX志向型は応募が殺到し、早期に終了する可能性 があるため、ご興味のある方は 早めに計画を進めることが重要 です。
また、長期優良住宅・ZEH水準住宅とGX志向型は併用不可 なので、補助金を活用するには どの制度を利用するか慎重に選ぶ必要 があります。
「補助金を活用して賢く新築・リフォームしたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!